アパートの台所の話。ガス台がめっちゃ簡易なのだ。ガス台にガス栓がつながっていて、その先にガスボンベが置いてある。ちなみにボンベは室内にある。火をつけるときは、まずつまみをひねってガスを出して、そこに火を近づけて点火するという方式である。たぶんこれは、特別なことではないと思われる。
一番最初にマッチを支給されたので、ずっとマッチで点火していた。ガスを出しすぎると思いのほか「ボッッ!!!」とすごい音を立てて火が燃えるようにつくので手を焼けどしそうでちょっとしたスリルなのだが、そのマッチが気がつけばあと一本になっていた。
うお、ガス難民の危機!!と思い、マッチを買いに出かけた。既に何回か通っているお気に入りのプラスチック屋さんを覗いてみると、ライターが売っているではないか!!いつもやる気のなさそうな店番のお兄ちゃんに
「ラ、ラ、ライターをください(←うまく発音できなかった。encendedor:エンセンデドール)」
というと、黄色とピンクのを見せられて、
「どっちでもいいよ」
と答えると、
「じゃあ、ピンク」
とピンクが選ばれた。
今日から早速ピンクのエンセンデドールで点火をしているのだけれど、なんて便利なんだ、ライター!!というか、チャッカマン!!もう手が燃えるかもという恐怖もないし、焦ってシュッシュッとマッチを擦らなくてもいい。チャッカマンがこんなに便利だったとはな。
本当、日々しょうもないくらいに小さなことに感動させられているような。今のは今ので、毎日キャンプみたいで面白いからいいのだけど、つまみをひねるだけで火が出てきたり、ボタンを押すだけで電気調理器がONになるなんて、本当、便利の極みだな、と思う。
コメント
コメントを投稿