お昼ごはん、なにを食べようかなぁ、といろいろとその辺の店を試している今日この頃。今日もうろうろ歩いてみたけど、あんまり惹かれるものがないなぁ、と思っていたところにクッキーとかケーキが売られているお店を見つけた。
中に入ってみると、エンパナーダス(パイ生地の中に具が詰まっているもの)が置いてあるので、今日はこれで手を打とうと思った。特に値段も載ってなかったので、エンパナーダスと、クッキーを一枚。まぁ、20ペソ~30ペソくらいかな、と思って値段を聞くと40ペソ……。
市場でならともかく、こういうお店ではいくら外国人だからと言ってぼったくられるわけがないと思ったので、びっくりして思わず聞き返してしまった。
「よ、よんじゅう?!」
「そうだよ。」
「へぇえーーーー。なんか、他のお店もっと安いからびっくりしちゃった、あはあは。」
と正直に気持ちを吐露してしまった。動揺。
「ああ、それはよくないタイプのやつだね。うちのは本当にとびきりおいしいから!!」
今更「やっぱりいいです」ともいえるわけもなく、動揺が隠せないままお金を払い、公園で木陰を見つけて食べることにした。
うおおおおおお。
普通だ。普通だ。普通だーーーー!!!!
本当、どうしてくれる、この普通さ、というくらいに普通だった。どうしよう。腑に落ちひん気持ちばかりが膨らんできた。
二度と行かねえ、そう思いながら、また一つ、失敗から学んでいることに気づくのだった。
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