Museo del Ferrocarril


インターネットって便利だなぁ、そして信用ならんなぁ、と感じた土曜日。

私の好きなメヒコのバンドにHello Seahorse!という人たちがいる。D.F(メヒコシティ)のバンドなのだが、なかなか見る機会に恵まれず、そして、来日も見込めなかったので、いつかライヴで見れたらうれしいなぁ、と思っていたのだが、そのチャンスが不意にやってきた。

Facebookで彼らのオフィシャルページをフォローしているのだが、「オアハカで4月12日プレイする!!」といきなりアナウンスされたのである。

「ま!!まじでか!!!」

と、調べていると、"Catapulta"というイベントの一環だそうな。そして会場を突き止め、google mapさまで場所を確認。念のため、街のインフォメーションセンターに行って距離感を確認。

会場は、Museo del Ferrocarrilというところらしい。オアハカは、昔鉄道が通っていて、プエブラやD.Fまで繋がっていたそうだ。今はもうないのだけれど、一部がこうしてミュージアムとして残っているそうだ。

チケットの売っている場所なども調べたけど、ネットで買うのも微妙だなと思ったけどどこで買えるのかがわからず、結局どうしようかな、と気がつけば当日……。

タイムテーブルもわからへんなぁ、と思っていたところに、またもやFacebookに情報が。Hello Seahorse!は19時~20時の出番とのこと。

そして、あまり活用できていないツイッターにも情報が。チケットは当日会場で買えるとのこと。

あんまり夜遅くなるのであれば、やめておこうかなぁ、と思っていたけど割に早めの出番っぽいし、サマータイムも始まったことなので20時くらいに終わったらまだ歩いて帰れるくらいかもしれない!!と思っていくことを決めた。




会場に着くと、開場時間を1時間くらい過ぎているけど、まばらな人。しかし、レイルトラックが残る広場にステージがセッティングされていたので、ここが会場であることは間違いないらしい。

インターネットで見た情報では18時から一つ目のバンドがプレイすることになっていたのに、全く始まる気配がなく、しかも、まだ日が沈んでいなくて暑い。

やっとこさ人が集まりだして、一つ目のバンドが登場したのが19時半。そして、日も沈んできて涼しくて気持ちがいい。やっぱり、野外で爆音で音楽を聴くのはいいなぁ、楽しいわぁ~、と前の方で調子よく聴いていた。

2バンドが終わり、さぁ、そろそろ、ともったらステージには無数のイスが並べられ、え?え??え???と思っているうちにシンフォニーとエレクトロニックの融合の演奏が始まり、それはそれでかっこええしおもしろいんやけど、あれ、順番どうなってるんや?!という疑問。

その後も、一向にHello Seahorse!は現れなくて、時計を見ると、10時、11時と夜は更けていく一方。もちろん、その間出てくるバンドもかっこいいし楽しいのだけれど、さすがに疲れてきたなぁ……。だってもう時間は12時半とか。

結局、Hello Seahorse!はトリで、現れたのは1時。うそーん、である。

楽しかったけどね。もちろん。生で聴くボーカルのDeniseはふるえた。うつくしいーーーー!!!でもやっぱり、やっぱり、やっぱり、もうちょっと万全で聴きたかった、そんな気もするのです。

あの情報の数々はなんやったんや。19時~とか、イベント自体22時で終わる、とか。何一つほんまではなかった。メヒコはそんなものなのか、うん、そうなんだろう?!

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