いわゆる


SNS疲れというやつなのか。

私は備忘録のような感覚でFacebookを使っている。本来なら日記とかを毎日書けたらそれに越したことはないけど、それがなかなか続かないのでその日印象的に飛び込んできた風景と一言で済ませたりする。でも本人だからその一言を読んだだけで、ああ、そうそう、と思い出せたりするものだ。

日本はどれくらいFacebookがはやっているのか知らないけど、メヒコは結構な割合で、みんなへばりついている気がする。仕事中だろうがお構いなしで通知が鳴ったり、机の下で携帯をいじっていたりする。

休憩時間や休み時間にそれをするならまだしも、タイムラインを見たら、完全に仕事の時間中にすかさず返信をしたり投稿をしたりしているのが目に見えてわかってしまう。仕事はいつも文句ばかり言っているくせに、ずっと携帯を真剣な顔をしていじっているのとかを見ると、ええ加減、あほちゃうか、と思う。だからその人の前ではうまく笑えない。(いわゆる、愛想笑いというやつになる。)

そして、ついになんだかばからしくなった。

今日、帰りにコーヒー屋によりしばらく読書をして、ギャラリーで写真を見て帰った。白い空間に配置された写真。さらっと前を通り過ぎたり、足が止まったり。無性に物悲しい気持ちになったり、ぞくっとしたり、どきどきしたりした。不思議な感覚だなぁ。

家に帰って、映画を見て、後半は、うえええっ勘弁してくれと思いながら見て、日曜日に失敗した版にインクをつけてみてうまく刷れないことを確認して、やっぱりな、はは、と思って、音だけの音楽を聴いて今に至る。

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